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更新日:2025年4月1日
水道管の老朽化に伴い、市内で宅内漏水が多発しています。R4年度は100トン以上の漏水の届出が数十件ありました。特に夏・冬は急激な温度変化により、経年劣化した給水管が破裂しやすくなります。漏水は目に見える部分だけでなく、壁の中や地下などの目に見えない部分で発生することも多くあります。
宅地や建物内の水道配管一式(メーター本体以外)は、土地や建物の付属物であり、土地や建物の所有者や使用者の持ち物です。漏水に気がつかない場合、水道料金が高額になることもあります(漏水箇所や修繕業者などの条件を満たして申請した場合、減免が適用されることもあります)。
下記の方法で宅内漏水しているかどうかを確認できますので、定期的な確認をおすすめします。
このような兆候が見られたら、漏水していないかどうか確認してみてください。
そのまま放置しておくと、水道料金が高額になってしまう場合もありますので、早めに修繕を依頼しましょう。
漏水に関して、よくお問い合わせいただく内容をまとめましたので、参考にしてください。
給水に関して、よくお問い合わせいただく内容は別のページにまとめてあります。
お住まいの建物により、対応方法が異なります。
●アパート・マンション、公営住宅などの賃貸物件にお住まいの方
→管理会社さん、管理人さん、大家さんに連絡しましょう。
●持ち家や自己所有の物件の方
→お客様ご自身で多治見市指定給水工事事業者へ修繕を依頼してください。
●道路上での漏水や漏水の可能性のある箇所(晴れているのに道路が濡れている、水の流れる音がする)を発見した場合
→多治見市上下水道総務課(0572-22-1203)、上下水道工務課(0572-22-1213)へご連絡ください。
また、近隣で漏水を発見した場合や漏水の疑いがある場合は該当のお宅へ声かけなどをお願いいたします。
【回答】多治見市指定給水装置工事事業者へ修繕の依頼をしてください。お急ぎの場合は、多治見市管工事協同組合(0572-22-0240)でも修繕業者を紹介してもらうことができます。
なお、水道の修繕などの工事の契約は、お客様ご自身と業者との間で行っていただくものです。費用はお客様のご負担となりますので、工事後のトラブルなどを避けるため、下記に注意して依頼しましょう。
【回答】なかには高額な出張費や修繕費を請求してくる悪質業者もいるので、注意してください。必要以上の作業を行って請求してくるケースもあり、実際に被害に遭われた方からの相談も来ています。修繕の依頼は、多治見市指定給水装置工事事業者に依頼しましょう。
【回答】道路の下に埋まっている水道本管から給水管が分岐して水を各家庭へ供給していますが、道路の下で分岐したところから先(給水装置といいます)はメーター以外、すべてお客様の所有物になります。しかし、給水管が漏水した場合、市や県が管理する道路や歩道などの施設を撤去してから修繕を行わなければならない場合もあります。このため、水道本管からメーターまでの給水管で漏水した場合については、お客様の所有物でありながらも速やかに対処する必要があることから、市が修繕を行うことがあります。
【回答】パイロットがとてもゆっくり回っている場合など、漏水量が少ない場合は調査しても漏水箇所が見つからないこともあります。その場合、修繕を行わずに様子見をすることがあります。今後気温の変化などで漏水箇所が拡大し漏水量が急に増える可能性がありますので、1週間に1回程度などこまめにメーターの指示数を確認してください。漏水量が増えた場合は漏水箇所を発見できることもありますので、速やかに業者に連絡し修繕を行ってください。
漏水箇所が見つからない場合は、漏水していると思われる部分の配管を新設し既存の配管と繋ぎなおす修繕方法(バイパス工法)もあります。費用や工事の内容などは業者とご相談ください。
お問い合わせ
上下水道総務課窓口グループ
〒507-8703 多治見市日ノ出町2丁目15番地
電話:0572-22-1203(水道関係直通)、0572-22-1230(下水関係直通)