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更新日:2023年5月30日

漏水の確認方法について

水道管の老朽化に伴い、市内で宅内漏水が多発しています。R4年度は100トン以上の漏水の届出が数十件ありました。特に夏・冬は急激な温度変化により、経年劣化した給水管が破裂しやすくなります。漏水は目に見える部分だけでなく、壁の中や地下などの目に見えない部分で発生することも多くあります。

宅地や建物内の水道配管一式(メーター本体以外)は、土地や建物の付属物であり、土地や建物の所有者や使用者の持ち物です。漏水に気がつかない場合、水道料金が高額になることもあります(漏水箇所や修繕業者などの条件を満たして申請した場合、減免が適用されることもあります)。

下記の方法で宅内漏水しているかどうかを確認できますので、定期的な確認をおすすめします。

漏水の可能性があるケース

  • 水を出していないのに、蛇口や壁の中から水の流れる音がする。
  • 晴れているのに敷地内(給水管の通っている部分など)が湿っている。
  • 水の勢いが弱くなった。

このような兆候が見られたら、漏水していないかどうか確認してみてください。

水道メーターでの漏水確認方法

  1. 宅内の蛇口をすべて完全に閉めてください(トイレも水が流れていないか確認ください)。
  2. 水道のメーターボックスを探してください(主に敷地内の入口付近に設置しています)。
  3. メーターボックスとメーターのふたを開け、パイロットを1分程度見てください。
  4. パイロットが回転している場合は、水を使用している状態を意味しています。すべての蛇口を閉めたにも関わらず、パイロットが回転していたら、宅地内のどこかで漏水している可能性があります(水の流れる量が多いとパイロットが勢いよく回り、少ないとゆっくり回ります)。

そのまま放置しておくと、水道料金が高額になってしまう場合もありますので、早めに修繕を依頼しましょう。

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漏水を放置していると・・・

  • 建物の柱や土台等が腐りやすくなり、建物強度に影響する可能性があります。
  • 湿度が高くなるため、カビ等が発生する可能性があります。
  • 地盤沈下(空洞化)の可能性があります。
  • 暗く湿気が多い場所を好む虫(シロアリ等)が発生しやすくなります。
  • 給水管の破損部が拡大していくため、更に漏水量(水道料金等)が増える可能性があります。

漏水に関するよくある質問

漏水に関して、よくお問い合わせいただく内容をまとめましたので、参考にしてください。

給水に関して、よくお問い合わせいただく内容は別のページにまとめてあります。

質問:漏水を発見した場合、どうすればよいのでしょうか

お住まいの建物により、対応方法が異なります。

●アパート・マンション、公営住宅などの賃貸物件にお住まいの方

管理会社さん、管理人さん、大家さんに連絡しましょう。

●持ち家や自己所有の物件の方

お客様ご自身で多治見市指定給水工事事業者へ修繕を依頼してください

●道路上での漏水や漏水の可能性のある箇所(晴れているのに道路が濡れている、水の流れる音がする)を発見した場合

多治見市上下水道課(0572-22-1203)、工事課(0572-22-1213)へご連絡ください。

また、近隣で漏水を発見した場合や漏水の疑いがある場合は該当のお宅へ声かけなどをお願いいたします。

質問:修繕はどこへ依頼したらよいか分からない

【回答】多治見市指定給水装置工事事業者へ修繕の依頼をしてください。お急ぎの場合は、多治見市管工事協同組合(0572-22-0240)でも修繕業者を紹介してもらうことができます。

なお、水道の修繕などの工事の契約は、お客様ご自身と業者との間で行っていただくものです。費用はお客様のご負担となりますので、工事後のトラブルなどを避けるため、下記に注意して依頼しましょう。

  • 漏水の調査、修繕には実費がかかります。
  • 工事を依頼する前に、工事の内容・費用などについて十分に説明を受けましょう。
  • 緊急時以外は出来るだけ複数の業者へ相談や見積をとり、内容を十分に検討して納得ができる業者を選びましょう。また見積が有料になる業者もありますので、事前に確認しましょう。
  • 緊急時も修理金額を確認し、納得できる業者を選びましょう。

質問:ポストに配布されていたチラシの業者へ修繕を依頼しても良いのですか

【回答】なかには高額な出張費や修繕費を請求してくる悪質業者もいるので、注意してください。必要以上の作業を行って請求してくるケースもあり、実際に被害に遭われた方からの相談も来ています。修繕の依頼は、多治見市指定給水装置工事事業者に依頼しましょう。

質問:水道メーターより道路側で漏水していますが、誰が修繕するのですか

【回答】道路の下に埋まっている水道本管から給水管が分岐して水を各家庭へ供給していますが、道路の下で分岐したところから先(給水装置といいます)はメーター以外、すべてお客様の所有物になります。しかし、給水管が漏水した場合、市や県が管理する道路や歩道などの施設を撤去してから修繕を行わなければならない場合もあります。このため、水道本管からメーターまでの給水管で漏水した場合については、お客様の所有物でありながらも速やかに対処する必要があることから、市が修繕を行うことがあります。

質問:業者に見てもらったが漏水箇所が発見できず修繕できなかった場合は、どうすればよいのでしょうか

【回答】パイロットがとてもゆっくり回っている場合など、漏水量が少ない場合は調査しても漏水箇所が見つからないこともあります。その場合、修繕を行わずに様子見をすることがあります。今後気温の変化などで漏水箇所が拡大し漏水量が急に増える可能性がありますので、1週間に1回程度などこまめにメーターの指示数を確認してください。漏水量が増えた場合は漏水箇所を発見できることもありますので、速やかに業者に連絡し修繕を行ってください。

※漏水箇所が見つからない場合は、漏水していると思われる部分の配管を新設し既存の配管と繋ぎなおす修繕方法(バイパス工法)もあります。費用や工事の内容などは業者とご相談ください。

関連情報

お問い合わせ

上下水道課窓口グループ

〒507-8703 多治見市日ノ出町2丁目15番地

電話:0572-22-1203(水道関係直通)、0572-22-1230(下水関係直通)