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更新日:2024年4月3日
下水処理(標準活性汚泥法)のしくみを工程ごとに説明します。
下水管から流入した汚水が最初に通るところで、
大きなゴミや砂を取り除く施設です。
ここを通過した汚水は、最初沈殿池へ送られます。
沈みやすいゴミなどを取り除き上澄みを反応槽へ送ります。
ここではBODの40%、SSの50%程度が取り除かれ、
沈んだ泥は脱水処理に送られます。
最初沈殿池からの上澄みを活性汚泥と混合し、空気を送り込みます。
活性汚泥中の微生物は、空気中の酸素を利用し、水の汚れを分解します。
微生物により処理された汚水は、ここで水と固形物に分離し、
固形物は反応槽の前段部へ送られ、水は滅菌施設へ送られます。
最終沈殿池を通過した処理水は、ポンプで次亜塩素酸ナトリウムを添加し、滅菌してから川に放流します。
滅菌された処理水を川へ放流するところです。
下水処理場に入ってから放流されるまでに約12時間かかります。
最初沈殿池及び最終沈殿池で沈殿した汚泥を濃縮し、
さらに薬品を加えて遠心脱水機で固形物にして処理します。
お問い合わせ
施設課プラント管理グループ
〒507-0042 多治見市前畑町5丁目330番地
電話:0572-23-3482(内線3260)