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更新日:2025年6月17日

文化財保護センター

多治見市教育委員会では、貴重な文化財を後世に残すとともに、その活用を図るため、平成4年7月1日に文化財保護センターを開設し、文化財の保護にあたっています。

埋蔵文化財に関するお問い合わせについて

埋蔵文化財の包蔵地確認や発掘調査等に関するお問い合わせは、下記の連絡先へお願いいたします。

  • 問い合わせ先:埋蔵文化財発掘調査室
  • 電話番号:090-6088-6672または090-6085-6881
  • FAX番号:0572-74-3709
  • メール:maibun@tajimi-bunka.or.jp

展示についてNEW

企画展「めぐる植物のかたち」

身近な土地に自生している植物を乾燥させ、屋根に葺き、米や麦など農業の営みの中で生まれる植物を、その特性を活かしたデザインに仕立てることが、今から100年ほど前は「普通」のことでした。生きるための毎日の中で、屋根を葺き替えることは、壊れたものを繕うのと同じくらい当たり前のことのひとつ。

本企画展で紹介しているものは、土地の資源を利用•循環させる生活や文化•造形に、改めて足を止め、その豊かさに気づくことができるような展示品ばかりです。素材を十分に想像できるほど植物の形をダイレクトに活かした素朴で美しいデザイン。産業や信仰の場で植物がどのように活かされてきたのか、それに携わる人々の仕事ぶりについてもご紹介します。


期間:令和7年7月22日~12月19日
場所:多治見市文化財保護センター展示室(多治見市旭ケ丘10丁目6-26)
時間:午前9時~午後5時(最終入館:午後4時30分)
休館:土日祝日※7月27日(日曜日)・9月6日(土曜日)・12月7日(日曜日)は開館
※入場料無料

 

★ご案内ページ(別ウィンドウが開きます)

これまでの企画展のパンフレット(別のウィンドウが開きます)

文化財の指定について

多治見市無形文化財「織部」が指定されました(令和6年4月24日)

保持者:鈴木徹

桃山時代、「茶の湯」の流行に呼応して美濃窯で誕生した独自の茶陶は「美濃桃山陶」と呼ばれ、黄瀬戸、瀬戸黒、志野、織部の4種がありますが、そのうち「織部」は、それらの技術の集大成として、17世紀初頭に誕生しました。「歪み」と「色彩」を特徴とする織部は「破格の器」とも称され、日本陶磁史上に大きな変革をもたらしました。

鈴木氏は織部の中でも特に銅緑釉を使い、織部という範疇を超えたものを表現したいとの思いから、現代の技術で独自の作品を作り上げています。

★ご案内ページ(別ウィンドウが開きます)

多治見市有形文化財に「旧日光寺陶製狛犬一対」が指定されました(令和6年3月21日)

名称:旧日光寺陶製狛犬一対

この狛犬は、笠原町内の旧日光寺で保管されてきた陶製狛犬で、元治2年(1865)に笠原村平曽根(現笠原町平園区)の加藤佐助によって作られたものです。阿吽形ともほぼ完形で、錆釉が全面に施されています。江戸時代末期の当地域の陶工の技術の高さを知る上で非常に貴重な資料です。また、当地域の庶民の信仰の様子を知ることのできる貴重な資料といえます。

★ご案内ページ(別ウィンドウが開きます)

交通アクセス

所在地:〒507-0071多治見市旭ケ丘10丁目6番地26

【地図】

地図(桜ヶ丘1丁目)

  • 車でお越しの方:E19中央自動車道「多治見IC」出口から10分
  • 電車・バスをご利用の方:東鉄バス「多治見駅北口」バス停から桜ヶ丘ハイツ線または緑ヶ丘線にて「桜ヶ丘1丁目」または「美濃焼団地前」下車、徒歩5分

業務内容

  1. 文化財を保存すること。
  2. 文化財を収集し、保管し、展示すること。
  3. 文化財に関する調査研究を行うこと。
  4. 文化財保護思想の普及を図ること。
  5. 多治見市文化財審議会に関すること。
  6. 文化財保護センターの施設及び設備の維持管理に関すること。
  7. その他文化財保護センターの運営管理に関すること。

主な担当ページ(業務内容の詳細)

多治見市文化財審議会

地方自治法(昭和22年法律第67号)第138条の4第3項の規定に基づき設置しています。

委員は10人以内、任期は2年。文化財の保存及び活用に関する調査や審議を行い、専門的な意見や助言をいただいています。

各種様式

随意契約結果(各課公表分)

 

お問い合わせ

文化財保護センター文化財グループ

〒507-0071 多治見市旭ケ丘10丁目6番地26

電話:0572-25-8633

ファクス:0572-24-5033