多度神社本殿 附棟札・陶製狛犬・木槌

ページ番号1008895  更新日 令和8年2月10日

令和4年1月26日
多度神社本殿と長福寺文書「美濃国池田御厨某寺奉加帳」が多治見市有形文化財に指定されました。

写真:本殿
多度神社本殿

多治見市有形文化財(建造物)

  • 員数:1棟 棟札42枚、陶製狛犬1体、木槌3本
  • 構造:一間社流造 檜皮葺
  • 時代:天保12年(1841)再建
  • 所在地:多治見市平和町1丁目123番地
  • 所有者:宗教法人 多度神社

多度神社は天正元年(1573)9月29日伊勢国(三重県)桑名郡多度村に鎮座する多度神社を勧請し、美濃国土岐郡多治見村脇郷(現平和町)と下之洞郷(現京町)の産土神として奉祀したと伝えられています。地域の歴史的、文化財的価値が高く、貴重な建造物であるとして多治見市有形文化財に指定されました。
棟札によれば、現在の本殿は天保12年(1841)に池田町屋村の大工野村専右衛門によって再建されたもので、東濃の名匠と言われた野村作十郎も再建に携わりました。
この本殿は一間社流造の檜皮葺で、手挟みに「波」、向拝と本屋を繋ぐ海老虹梁には「龍と雲」、中備えには「波に飛龍」などの彫刻が施されており、その意匠は見事です。また、向拝の木鼻の象や獅子、海老虹梁の龍には、口内に朱の彩色が施され目には銅板が釘止めされているなど、多治見市有形文化財「廿原神明神社本殿」と共通する部分もみられます。
棟札は元禄元年(1688)以降のものが残されており、多度神社本殿や拝殿などの建立年や大工などを知ることができます。また、狛犬は後脚に天保12年8月と刻まれており、本殿再建の年に奉納されたことが分かります。木槌3つにはそれぞれ寛政3年(1791)と天保12年の本殿再建年と大工名が墨書されており、修理や再建の際に奉納されたものと考えられます。これらの資料は多度神社の歴史が分かるものとして価値が高く、附指定となりました。

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