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更新日:2022年3月5日
令和4年2月3日、4日に解体作業中の旧東濃信用金庫本店社屋で、東濃信用金庫様、解体業者を担当する清水建設様のご協力の下、特別救助隊の救助訓練を実施しました。
「破壊を要する開口部作成の手技の向上及び、強固な視点がない建物内からの救助技術の向上」の目的で、「2階シャッターの誤作動で解体中の建物に要救助者が閉じ込められた」との想定の下、実際にシャッターを破壊し、要救助者に接触、2階腰高窓から地上への救出活動を実施しました。
想定訓練後は、各隊員がシャッターやドアを破壊する部分訓練を実施し、開口部作成の技術向上に励みました。
参加した隊員からは、「実際に設置してあるシャッターを切断することは、臨場感が違う。現場に即した訓練ができ、破壊を要する開口部作成の手技が向上できた。」との声が上がりました。
一秒でも早く要救助者へ手をさしのべる事ができるよう、現場対応力の向上に努めます。
令和3年11月16日に多治見南消防署で、愛知県の春日井市消防署と岐阜県の多治見南消防署の救急隊が、互いの県の心肺蘇生プロトコールを確認し知見を深めるため合同訓練を行いました。新型コロナウィルス感染拡大に伴う心肺蘇生活動を互いに披露した後に意見交換し、自動心臓マッサージ器の活用方法や救命処置に要する資器材の選定について知見を深めました。
両市は5年前から職員同士の人事交流を行い、知識技術の交換だけでなく「顔の見える関係」の構築に繋げています。
多治見南消防署救急隊が活動している様子
春日井市消防署救急隊が活動している様子
訓練後に両市救急隊が意見交換している様子
令和3年10月15日に、多治見南消防署にて幼稚園、保育園の防火管理者を対象とした、消防訓練指導講習会を開催しました。
この講習会は、防火管理者が主体となった消防訓練を実施するために、主に「避難・通報・初期消火」の指導のポイント等を説明しました。
参加した防火管理者の方々は、職員の説明に熱心に耳を傾け、自身の幼稚園、保育園の消防訓練がより良いものになるよう、質問も多く寄せられました。
園に戻って、防火管理者が主体となった質の高い消防訓練が実施していただけるを、期待しています。
令和3年8月26日、27日に多治見市役所本庁舎にて、外部施設を使用した救助訓練を実施しました。
6階から3階に転落した人を救出する想定で、救助隊は梯子やロープを使い、傷病者を迅速に救出できる方法を考え、活動を行いました。
この訓練は、外部施設を使用することにより、「実践的な活動」、「現場の状況に応じた対応力や判断力の醸成」、「活動に必要な情報収集能力の向上」、「安全管理の徹底」を目的として実施しました。
普段行う訓練以上に緊張感を持ち、より現場に近い想定で訓練をすることができ、隊としても、個人としても成長できたと思います。今後も実災害に備え、訓練を実施していきたいと思います。
令和3年7月3日土曜日午前10時28分に発生した、静岡県熱海市の土砂災害の救助活動に当たるため、岐阜県内全20消防本部で編成された緊急消防援助隊が、7月20日火曜日から7月26日月曜日まで計7日間派遣されました。多治見市消防本部では、第1次派遣、第2次派遣実施し、計6名を派遣しました。
活動に関しては、重機及び手堀りで土砂を撤去し、行方不明者の捜索や救助などに従事する過酷な活動を実施しました。
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