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更新日:2021年4月6日

合流式下水道改善計画(案)策定の背景

1合流式下水道とは

下水の排除方式には、汚水と雨水を別々の管きょで排除する分流式下水道と、汚水と雨水を同一の管きょで排除する合流式下水道があります。
昭和30年代以前は、全国的に浸水被害が頻発していたことから、分流式に比べ雨水対策と汚水対策が同時に安価に解決できる合流式下水道が広く全国に普及しました。このため早くから下水道を整備している大都市を中心にこの方式を採用しており、現在、全国で下水道実施市町村の約1割にあたる191都市が合流式下水道を採用しています。
本市においても、昭和40年に当初の「公共下水道実施計画」を策定し、浸水の多い土岐川をはさんだ中心市街地約151haについて、高低差がわずかで十分な流速が得られないことなどから、合流式下水道にて整備しました。
合流式下水道区域図へ

図-1合流式と分流式の比較

合流式

分流式

長所一般に建設費が割安
短所雨が降ったとき,未処理水が川へ放流される

長所大雨が降っても未処理の汚水は放流されない
短所道路に降った汚れた雨水を処理場で処理できない

2合流式下水道の問題点

合流式下水道においては、雨天時に発生する汚水と雨水を処理場ですべて処理しようとすると処理場の規模が極端に大きくなり経済的でないため、雨水によって希釈された一定量以上の未処理下水を公共用水域へ放流するしくみとなっています。
昭和40年代中頃になると、水質汚濁が大きな社会問題となり、合流式下水道は公共水域の水質保全上好ましくないとされ、これ以降に事業着手する自治体では原則として分流式下水道を採用することとなりました。

図-2雨水吐室の晴天時と雨天時の流れ

晴天時

雨天時

雨水吐室詳細図(PDF:12KB)

3合流式下水道改善についての最近の動向

近年、東京湾にオイルボール(油のかたまり)が発生し、その原因が合流式下水道の未処理下水の放流によるものであることが、マスコミ等で報道され、社会問題化しました。
国としても合流式下水道の改善を本格的に推進することとなり、平成16年4月には、おおむね10年以内に合流式下水道の水質を分流式なみにすることなどを骨子とした下水道法施行令の改正がなされました。
このような最近の動向を受け、本市においても、今後は合流式下水道の改善に取り組む必要があり、「多治見市合流式下水道改善計画」を策定するものです。
なお、計画策定にあたっては、第3者からなるアドバイザー会議を設置し、広く有識者からの助言を受けながら進めることにしています。

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