更新日:2025年7月15日
家庭用太陽光発電設備等によるCO2排出削減量のクレジット化の協力
多治見市は、「カーボンニュートラルの推進に関する連携協定」を締結した東邦ガス株式会社と連携し、国のJ-クレジット制度により太陽光発電システム等から生み出される環境価値を、市の環境施策に活用する取組みを行っています。
J-クレジット制度とは
省エネルギー設備の導入や再生可能エネルギーの利用によるCO2等の排出削減量や、適切な森林管理によるCO2等の吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
発行されたクレジットは、企業や自治体で取引可能となるほか、カーボン・オフセット(排出されたCO2相殺すること)となどに活用できます。

(出展:J-クレジット制度事務局ホームページ抜粋)
制度の詳しい内容につきましては、下記ホームページをご覧ください。
事業の内容
この取組は、市の「新エネルギーシステム設置事業補助金」を利用して蓄電システムを設置された家庭の太陽光発電システムを対象に、太陽光発電システムから生み出されるCO2排出削減量を東邦ガス株式会社が取りまとめ、国のJ-クレジット制度によりクレジットを創出することで、環境価値の見える化を図るとともに、市内における地球温暖化対策などに活用するものです。

- 令和7年7月1日以降に市の「新エネルギーシステム設置事業補助金」を利用して蓄電システムを設置される市民が「くらしカーボンニュートラルクラブ」に入会し、J-クレジット権利を東邦ガス株式会社に譲渡
- 入会者が所有する太陽光発電システムの発電実績やCO2削減量を東邦ガス株式会社が収集
- 東邦ガス株式会社が国へJ-クレジット申請
- 国から東邦ガス株式会社へJ-クレジット付与
- 認証されたJ-クレジットを東邦ガス株式会社が域内企業等に売却
- 東邦ガス株式会社はJ-クレジットの売却益を市へ配分
- 市は配分された収益を環境施策に活用
入会について
入会方法
- 市の「新エネルギーシステム設置事業補助金」の予約申請時に、「j-クレジット制度登録プロジェクト」への参加を表明
- 補助金の交付申請時に「くらしカーボンニュートラルクラブ入会申込書」を提出
☞「くらしカーボンニュートラルクラブ」に入会していただくと補助金額に3,000円が加算されます。
入会の同意事項
- 「くらしカーボンニュートラルクラブ運営規約(PDF:378KB)」に同意すること。
- J-クレジット制度の各種申請に際し、本入会申込書に記載された情報を、東邦ガス株式会社が使用すること、また、東邦ガス株式会社が必要とする情報を提供すること。
- 多治見市が「多治見市住宅用新エネルギーシステム設置事業補助金予約受付通知書」の写しを東邦ガス株式会社に提供すること。
- 「くらしカーボンニュートラルクラブ」の入会に際し、本入会申込書の受付や記入内容確認などの申請書受付対応について、多治見市が行うこと。また、その記録を多治見市が取ること。
- 太陽光発電システムを使用することによる自家消費分についての環境価値(CO2削減量)を東邦ガス株式会社へ譲渡すること、その結果として「太陽光発電システムを使用することでCO2削減量を削減」したことを主張できなくなること。
新エネルギーシステム設置事業補助金については、下記ホームページをご覧ください。

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
環境課環境保全グループ
〒507-8703 多治見市日ノ出町2丁目15番地
電話:0572-22-1175(直通)または0572-22-1111(代表)
ファクス:0572-22-1186