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更新日:2024年6月26日
熱中症特別警戒アラートは、熱中症対策を一層推進するため、新たに創設された制度です。熱中症特別警戒アラートが発表された場合は、広域的に過去に例のない危険な暑さであり、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。
危険な暑さから自分の身を守るだけでなく、家族や周囲の人の命を守る行動をとってください。
WBGTとは、気温、湿度、輻射(放射)熱から算出される暑さ指数です。
WBGT温度は次の算出方法による温度です。
[屋外WBGT=0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度]
日本体育協会では、熱中症予防のための目安として運動指針を示しています。
気温 (参考) |
WBGT 温度 |
熱中症予防運動指針 | |
---|---|---|---|
35℃以上 | 31℃以上 | 運動は 原則中止 |
WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する。 特に子どもの場合は中止すべき。 |
31~35℃ | 28~31℃ | 厳重警戒 (激しい運動は中止) |
WBGT28℃以上では、熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。 運動する場合には、頻繁に休息をとり水分・塩分の補給を行う。 体力の低い人、暑さになれていない人は運動中止。 |
28~31℃ | 25~28℃ | 警戒 (積極的に休息) |
WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり適宜、水分・塩分を補給する。 激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。 |
24~28℃ | 21~25℃ | 注意 (積極的に水分補給) |
WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。 熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。 |
24℃未満 | 21℃未満 | ほぼ安全 (適宜水分補給) |
WBGT21℃未満では、通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。 市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。 |
日本体育協会(2013)熱中症予防運動指針より
お問い合わせ
保健センター健康づくりグループ
〒507-8787 音羽町1丁目233番地
電話:0572-22-1111(代表)
内線:2362
ファクス:0572-23-6187