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更新日:2025年2月21日
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんの原因となるウイルスです。
このウイルスによる感染の一部を防ぎ、子宮頸がんを予防するための方法として、定期の予防接種を受けることができます。
接種を検討されている方は、以下のリーフレットや厚生労働省のホームページをお読みいただき、このワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいた上で、母子健康手帳等で接種歴を確認し、体調の良い時に接種を受けてください。
令和6(2024)年、夏以降の大幅な需要増により、HPVワクチン接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃいます。令和7(2025)年3月までに1回以上接種した方は、全3回の接種を公費で完了できるようになりました。
令和8(2026)年3月31日まで
全3回の接種には6か月かかりますが、最短4か月で完了も可能です。
対象者:平成9年度から平成19年度に生まれた女性のうち、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方
詳細は、こちらを参照してください。
接種日に多治見市に住民登録があり、12歳となる日の属する年度の初日から、16歳となる日の属する年度の末日までの間にある女の子
(小学校6年から高校1年相当)
新規の対象となる小学校6年の女の子には、年度当初(5月頃)に予診票を送付しています。
1、サーバリックス
2、ガーダシル
3、シルガード9
現在日本において公費で受けられるHPVワクチンは、防ぐことができるHPVの種類(型)によって、2価ワクチン(サーバリックス®)、4価ワクチン(ガーダシル®)、9価ワクチン(シルガード®9)の3種類あります。一定の間隔をあけて、同じワクチンを合計2回または3回接種します。接種するワクチンや年齢によって、接種のタイミングや回数が異なります。
HPVワクチン接種保護者が同伴しない場合の同意書(PDF:575KB)
令和5年4月1日より、定期接種及びキャッチアップ接種において、9価のHPVワクチンも公費(無料)で接種できるようになりました。
ただし、これまでに2価又は4価ワクチンで3回接種を完了した方は、定期接種として9価ワクチンを追加で接種することはできません。
HPVワクチンの詳細は厚生労働省のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
9価ワクチン(シルガード9)は1回目の接種を受ける年齢によって、接種回数やスケジュールが異なります。
ワクチン名 | シルガード9 (9価ワクチン) |
||
接種回数 | 初回接種15歳未満 2回 |
初回接種15歳以上 3回 |
|
接種間隔 | 1回目 | 0か月(初回接種) | 0か月(初回接種) |
(一般的なスケジュール) | 2回目 | 6か月(1回目から6か月後) | 2か月(1回目から2か月後) |
3回目 | / | 6か月(2回目から4か月後) |
発生頻度 | 報告されている症状 |
50%以上 | 疼痛(痛み)* |
10~50%未満 | 腫脹(腫れ)*、紅斑(赤み)*、頭痛 |
1~10%未満 |
浮動性めまい(頭がぼーっとしてふらつく感覚)、悪心、 下痢、そう痒感(かゆみ)*、発熱、疲労、内出血*など |
1%未満 | 嘔吐、腹痛、筋肉痛、関節痛、出血*、血腫*、 倦怠感(だるさ)、硬結*など |
頻度不明 | 感覚鈍麻(刺激に対して感覚が鈍い状態)、失神、 四肢痛など |
シルガード®9 添付文書(第1版)より改編
接種する際は、多治見市が発行する予診票が必要です。
予診票がお手元にない場合は、保健センター(母子健康手帳持参)へお越しください。
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お問い合わせ
保健センター母子保健グループ
〒507-8787 音羽町1丁目233番地
電話:0572-23-6187(直通)または0572-22-1111(代表)
ファクス:0572-25-8866