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更新日:2023年10月27日

セアカゴケグモにご注意ください

 特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが、市内各地で発見されています。
 ゴケグモ類は比較的温厚な性格で攻撃性はありませんが、毒を持っており、触れると咬まれることがありますので、素手で捕まえたり、触ったりしないようご注意ください。
 発見した場合は、殺虫剤等で駆除し、その後多治見市環境課までご連絡ください。

 

セアカゴケグモ写真(岐阜地域環境室撮影)

セアカゴケグモ

 セアカゴケグモは、国内では平成7年に大阪府内で初めて発見された後、西日本を中心に生息が広がり、45都道府県で生息が確認されています(令和2年7月現在)。
 多治見市では、平成28年に陶都の杜、一之倉西第二公園などで確認された以降、現在は市内各地で発見されています。
 日本国内で死亡例は報告されていませんが、6月~10月に軽傷の咬傷例が報告されています。

特徴・生息場所

雌の特徴

  • 体長:約0.7~1.0cm
  • 全体的に黒色又は暗褐色で、腹部背面に赤色の帯状の模様がある。
  • 毒を持っている。

雄の特徴

  • 体長:約2.5~3mm
  • 褐色で腹部背面には白い斑紋があり、頭部の触肢の先は丸く膨らんでいる。
  • 雌と違い毒はないが、触ると咬まれることがある。

卵のうの特徴

  • 直径:約10~15mm
  • 数百個の卵が入っている。
  • 卵は約1か月でふ化する。

生息場所

  • 側溝の側面やふたの裏
  • 花壇周りの隙間やプランターと壁との隙間
  • 日当たりが良く暖かく、昆虫などの餌が豊富な所

咬まれたときの症状

  • 局所の疼痛、熱感、痒感、紅斑、硬結、区域リンパ節の腫張
  • 通常は数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。
  • 重症例では、進行性の筋肉麻痺が生じます

咬まれたときの対処

咬まれた場合には、咬まれた箇所を石けんや水で洗い落とし、できるだけ早く病院で治療を受けてください。出来れば病院に咬まれたクモを持参するか、特徴を説明すると適切な治療に繋がります。

駆除方法

次の方法で駆除を行ってください。なお、駆除の際は手袋を着用してください。

  • 市販の家庭用殺虫剤を噴霧する
  • 靴で踏みつぶす
  • 家庭用バーナーで焼却する

卵のう(卵の入った直径10mm程度の袋)は、中の幼虫が拡散するおそれがあるので、割りばしなどでつまみビニール袋に入れて踏みつぶすか、金属製の容器の中で焼却してください。

関連リンク

セアカゴケグモ・ハイイロゴケグモにご注意ください!(環境省)(外部サイトへリンク)

セアカゴケグモに咬まれた場合の症状と対応(外部サイトへリンク)

岐阜県ホームページ(外部サイトへリンク)

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お問い合わせ

環境課環境保全グループ

〒507-8703 多治見市日ノ出町2丁目15番地

電話:0572-22-1175(直通)または0572-22-1111(代表)

内線:1112・1113・1114

ファクス:0572-22-1186