CONTACT

ENGLISH

ishoken_top

業界支援Industry Support

 その時々のニーズに応じて陶磁器に関するデザイン支援及び食器安全対策を行っています。今までに支援したデザインは地元の陶磁器業界において数多く取り入れられています。また、 食器の安全に関して、成形技術、絵具・釉薬調製等に関する相談、支援を行っています。

 
3Dプリンター
3Dスキャナー
 
 
 
ishoken_top

事業実績Accomplishments

多治見市陶磁器意匠研究所は、陶磁器製造技術の高度化を目指して、令和2年度に高精度3Dスキャナーを導入しました。
令和3年度は、市内の飲食器製造、モザイクタイル製造、陶磁器石膏型製造の業界団体と共同で、それぞれの業界毎に3Dスキャナーの効果的活用方法を探る研究会を開催しています。


令和4年3Dヴァーチャル技術活用研究会

陶磁器意匠研究所と文化財保護センターでは、3Dヴァーチャル技術の活用に関して共同研究を行っております。 令和4年度は、陶磁器意匠研究所が保有する3D機器を使用し、VRやARを作成することはできるのか、そしてどのような活用ができるのかを共同で研究いたしました。



飲食器製造業界との研究会

飲食器メーカーを中心とした滝呂・市之倉・高田地区の陶磁器工業協同組合との「3Dスキャナー活用研究会」では、既存製品のスキャンデータを用いて、製品のサイズや形状を変更したバリエーション展開、石膏型が残っていない古い製品の原形再生、スキャンしたテクスチャーと既存製品とのマッピングなど、リバースエンジニアリングにおける3Dスキャナーの有効性について研究しています。

  


タイル業界との研究会

モザイクタイルのメーカーを中心とした笠原タイル業界との「3Dスキャナー活用研究会」では、植物や石材などの天然素材のスキャンデータを用いてモザイクタイル面状のCADデータ化を進めるとともに、そのデータを基に3Dプリンターで製作した〝湿式押出成形用樹脂ローラー”や〝乾式プレス成型用樹脂型″によるタイル試作など、製品開発に直結した3Dスキャナーの活用方法を研究しています。



石膏型製造業界との研究会

岐阜県石膏型工業協同組合多治見・滝呂支部との「3Dモデリング機器活用造形技術向上研究会」では、美濃焼生産に欠かせない石膏型製造の工程で3Dスキャナーを活用し、石膏造形の更なる精度向上や、製造時間の短縮、作業の効率化等を図るための様々な研究を行っています。

 
 

食器安全対策Tableware Safety Check

 製造方法や管理体制に起因する製品の欠陥に対し、問題解決のため業界の方向けに技術的な相談をお受けしています。 相談のみの場合は原則料金は発生しません。 (意見書や検査結果通知書、成果物の提出をお求めの場合は、規定に従って料金が発生します。)