依頼試験/開放設備 Services

 

依頼試験のご案内 About Services

 

 当研究所では、地場産業の振興支援のため、鉛・カドミウムの溶出試験、スポーリング試験及び機械器具などの貸し出し、その他技術的な相談をお受けしています。

 We accept “Lead and cadmium elution” “Spalling (quenching) test” and “Consultation about ceramics technology”.

■各種依頼書

■料金表

■鉛・カドミウム溶出試験(食品衛生法による試験)について

■スポーリング試験(熱衝撃試験)について  

■その他技術的な相談および機械器具等の貸し出し

■依頼手順(PDF)

■依頼書記入方法(PDF)

■よくある質問(PDF)

 

 試験の概要


(1) 鉛・カドミウム溶出試験(食品衛生法)

 食品衛生法で定められている鉛・カドミウムの溶出基準値を満たしているかを確認するための試験です。
 Under the Food Sanitation Law, component standards, “Permissible limits” are established.

 鉛やカドミウムは、鮮やかな色やつやを出すために、陶磁器製品に使われている場合があります。食器に酢の物や果汁など、酸味のある食べ物が触れると、それらが溶け出すかもしれません。
 食品衛生法によって、鉛・カドミウムは溶出量が規制されており、一定量を超える製品は販売できません。
 この試験では、その可能性を調べるため、酢酸を 24 時間満たして、鉛・カドミウムの溶出量を測定します。

(2) スポーリング試験(熱衝撃試験)

 検体に急熱・急冷による熱衝撃を加え、異常の有無を確認する試験です
 Spalling test is the test to check whether there is abnormality in the sample which gave a thermal shock by rapid heating and cooling.

  陶磁器製品やガラス製品は、急激な加熱や冷却によって、亀裂ができたり、割れたりすることがあります。 この試験では、実際に検体を恒温器で温めた後、水中で急冷し、亀裂や割れが生じたか調べます。

 

 

各業務の依頼書のダウンロード  Request form download(only written in Japanese)

□原子吸光分析試験依頼書(鉛・カドミウム溶出試験)(pdfファイル) (Excel形式

□スポーリング試験依頼書(熱衝撃試験)(pdfファイル) (Excel形式

□焼成依頼書 ※窓口でご記入いただきます。

□その他依頼書 (pdfファイル

 

料金表

区分 料金
鉛・カドミウム溶出試験 520 円/検体
スポーリング試験 1,570 円/検体
結果通知書再発行(各種証明書) 300 円/通

※その他すべての使用料及び手数料金(機械器具等の貸し出し、その他技術的な相談など)につきましては「料金表」(pdfファイル)を
 ご覧ください。
※多治見市外からのご依頼も同額でお受けしています。
※郵送等による申込の場合、検体の送料はご負担願います。なお、返送先は一ヶ所に限らせていただきます。

 

鉛・カドミウム溶出試験(食品衛生法による試験)について Lead and cadmium elution test

 

 食品衛生法で定められている鉛・カドミウムの溶出基準値を満たしているかを確認するための試験です。

◇陶磁器製の器具又は容器包装の基準  Permissible limits of Ceramic ware

区分 鉛(Pb) カドミウム(Cd)
液体を満たすことができない試料又は液体を満たした時にその深さが2.5cm未満である試料 8μg / cm3 0.7 µg/㎠
液体を満たしたときに
その深さが2.5cm以上である試料

加熱調理器具
以外のもの

容量1.1L 未満 2μg / ml 0.5 µg/ml
容量1.1L以上3L未満 1μg / ml 0.25 µg/ml
容量3L以上 0.5μg / ml 0.25 µg/ml
加熱調理器具   0.5μg / ml 0.05 µg/ml

ガラス製、ホウロウ引きの器具又は容器包装の基準値等に関しては
パンフレット「鉛・カドミウムの溶出基準改正について」(pdfファイルをご覧下さい。

 

◇試験依頼方法等  

◇実績 原子吸光分析試験 

件数実績(過去3年)

  令和元年度 平成30年度 平成29年度
件数 3,072件 2,903件 3,376件

 

 

スポーリング試験(熱衝撃試験)について Spalling (quenching) test

 

 検体に急熱・急冷による熱衝撃を加え、異常の有無を確認する試験です。

 観察精度向上のため、原則すべての検体について染料塗布いたします。染料は洗浄後も落ちませんのでご了承ください。

 熱衝撃試験は次の試験温度差となるよう、検体をあらかじめ加熱した恒温器で保持した後、直ちに水中に投入して欠点の有無を確認します。

◇日本産業規格(JIS S 2400 陶磁器製耐熱食器)に規定される試験条件

種類 使用区分 熱衝撃強さ(℃)
直火用(高耐熱)

加熱調理などの目的で直接火炎に当てて用いるもので、急激な加熱及び冷却に耐えるもの。 350 以上
直火用 加熱調理などの目的で直接火炎に当てて用いるもの。 150 以上
天火用(300℃以下) 加熱調理などの目的で直接火炎を当てない用途に用いるもので、300℃以下の天火での調理に耐えるもの。 150 以上
天火用(200℃以下) 加熱調理などの目的で直接火炎を当てない用途に用いるもので、200℃以下の天火での調理に耐えるもの。 120 以上

 

◇日本産業規格(JIS S 2030 耐熱ガラス製食器)に規定される試験条件

種類 使用区分 熱衝撃強さ(℃)
直火用超耐熱ガラス製 加熱調理用などの目的で直接火炎に当てて用いられるもので,急激な加熱及び冷却に耐えられるもの。 400 以上
直火用耐熱ガラス製 加熱調理用などの目的で直接火炎に当てて用いられるもの。 150 以上
天火用耐熱ガラス製 加熱調理用などの目的で直接火炎に当たらない用途で用いられるもの。 120 以上
熱湯用耐熱ガラス製 上記以外の目的で用いられるもので,熱湯程度の熱衝撃に対し十分耐えられるもの。 120 以上

 

◇試験依頼方法等

◇実績 スポーリング試験

件数実績(過去3年)

  令和元年度 平成30年度 平成29年度
件数 1,587件 1,857件 1,854件

 

その他技術的な相談および機械器具等の貸し出し  Technical consultation

 

・デザイン支援
  -デザイン調整 … 製図 レンダリング モデルの製作 その他のデザイン及び試作
  -石こう成型 … 原型 使用型 その他の石こう成型
  -その他デザイン及び成形技術に関する実習指導

・食器安全対策
  -絵具・ゆう薬・その他陶磁器技術に関する指導

・試験機器、焼成炉の貸し出し

 

各案件の料金については「料金表」(pdfファイル)をご覧ください。