五種混合ワクチン予防接種

ページ番号1006507  更新日 令和8年5月1日

五種混合ワクチンとは

5種混合(DPT-IPV-Hib)ワクチンは、ジフテリア(Diphtheria)/百日せき(Pertussis)/破傷風(Tetanus)/ポリオ(急性灰白髄炎)(IPV)/ヒブ菌(インフルエンザ菌b型)(Hib)の発症を予防する効果があります。4種混合(DPT-IPV)ワクチンとヒブワクチンの混合ワクチンです。

ジフテリアとは

ジフテリア菌の飛沫感染でおこります。

症状は、高熱・のどの痛み・犬吠様のせき・嘔吐(おうと)などで、偽膜を形成して窒息死することがあります。発症してから2~3週間後には、菌の出す毒素によって心筋障害や神経マヒを起こすことがあります。

百日せきとは

百日咳の飛沫感染でおこります。

ふつうの風邪のような症状ではじまり、続いてせきがひどくなり、顔をまっ赤にして連続性にせき込むようになります。せきのあと急に吸いこむので笛を吹くような音がでます。乳幼児ではせきで呼吸ができず、チアノーゼやけいれんがおきることがあります。肺炎や脳炎などの重い合併症を起こし、乳児では命をおとすこともあります。

破傷風とは

破傷風は、人から人へ感染するのではなく、土の中にひそんでいて、傷口から感染します。傷口から菌が入り体の中で増えると、菌の出す毒素のために口が開かなくなったり、けいれんをおこしたり、死亡することもあります。

ポリオ(急性灰白髄炎)とは

ポリオウイルスによる急性のウイルス感染です。一般的には小児麻痺とも呼ばれます。口から入ったポリオウイルスは咽頭や小腸の細胞で増殖します。増殖したウイルスは便中に排泄され、再び人の口に入り抵抗力(免疫)を持っていない人へと感染します。感染すると風邪のような症状(発熱・頭痛・嘔吐)があらわれたり、1000~2000人に1人の割合で手足に麻痺があらわれ、その麻痺が一生残ってしまったり、重傷の場合は死亡することもあります。

ヒブ感染症とは

乳幼児の細菌性髄膜炎をおこす細菌はいくつかありますが、原因の半分以上を占めているのが「インフルエンザ菌b型」という菌で、略して「Hib(ヒブ)」と呼ばれています。ヒブは冬に流行するインフルエンザ(流行性感冒)とは全く別のものです。また、他の多くの細菌やウイルスとは異なり、ヒブは乳幼児に感染しても抗体(免疫)ができあう、繰り返し感染することがあります。

ヒブによる細菌性髄膜炎(ヒブ髄膜炎)は、5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に生後3か月から2歳になるまではかかりやすいので注意が必要です。細菌性髄膜炎の初期症状は、発熱や嘔吐、不機嫌、けいれんなどで、風邪などの他の病気の症状と似ているため、早期に診断することはとても難しい病気です。

その他にもヒブは、肺炎、喉頭蓋炎、敗血症などの重篤な全身感染症を引き起こします。肺炎や脳炎などの重い合併症を起こし、乳児では命をおとすこともあります。

五種混合ワクチンについては厚生労働省のホームページもご覧ください。

対象者

生後2カ月から7歳6カ月に至るまでの間にある者。

標準的な接種方法と接種回数

  1. 初回接種:生後2カ月から7カ月に至るまでに接種を開始し、20日以上、標準的には20日から56日までの間隔をおいて3回皮下又は筋肉内に接種
  2. 追加接種:初回3回目接種終了後6か月以上、標準的には6か月から18か月までの間隔をおいて1回皮下又は筋肉内に接種

予診票の送付時期

生後2か月頃までに予診票を郵送

5種混合ワクチンの副反応について

主な副反応は、接種部位の紅斑(赤くなる)、硬結(しこり)、腫脹(はれ)など、接種部位以外の副反応として、発熱、気分変化、発疹、食欲減退、嘔吐などが報告されています。また、重大な副反応ではショック、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳症、けいれんなどが報告されています。

他の予防接種との接種間隔

5種混合ワクチンは不活化ワクチンです。5種混合ワクチン接種後に他のワクチンを接種する場合は接種間隔の決まりはありません。

接種場所

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このページに関するお問い合わせ

こども健康部 保健センター 母子保健グループ
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