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更新日:2020年5月13日
多治見市では、平成24年に「第2次たじみ健康ハッピープラン」を策定しました。この計画に基づき、多治見市健康づくり推進協議会を中心として各機関・団体が、それぞれの立場から市民一人ひとりの健康づくりにつながるよう、目標値を掲げ目標達成に向け取り組んできました。しかし、計画策定から5年目を迎え、健康づくりを取り巻く環境も変化し、一部で目標の位置づけも変わってきました。
そこで、策定から5年が経過した平成29年度に、多治見市民健康調査を実施し、中間評価を行いました。
中間評価では、健康調査の結果から明確になった課題を後期計画の重点課題とし、前期計画の事業を振り返り、後期計画に向けた各指標の目標値と行動計画の見直しを行いました。
この中間評価を踏まえ、最終年度の目標達成に向けて、さらに健康づくりを推進し、全ての市民が、自ら健康づくりに取り組みやすい環境づくりを進めていきます。
第2次たじみ健康ハッピープラン後期計画ダイジェスト版(表)
第2次たじみ健康ハッピープラン後期計画ダイジェスト版(裏)
プランの優先課題である「食生活」「運動」「喫煙対策」の3分野を中心に取り組んできましたが、取り組み実績や健康調査の結果による指標の評価を基に見直したところ、達成状況が不調であった項目が、食生活分野では21項目、運動分野では15項目、喫煙対策分野では12項目ありました。これらの調査結果と後期の事業における専門家からの助言を踏まえ、重点課題をまとめました。
また、健康調査結果を踏まえ、下記の2つの視点で該当する指標の目標値を修正しました。
分野 |
ライフステージ |
重点課題 |
食生活 |
全年齢 |
毎食、野菜を食べる人の割合を増やす うす味推進の強化 |
運動 |
幼児期 |
親子で毎日外遊びをする子どもの割合を増やす 毎日60分以上外遊びをする子どもの割合を増やす |
運動 |
子どもの保護者 |
子どもの健全な成長にとって、毎日60分位以上の外遊び・運動・スポーツが大切であることを知っている人の割合を増やす |
運動 |
大人全年齢 |
1回30分、週2日以上の運動を1年以上継続している人の割合を増やす |
喫煙対策 |
妊産婦 |
妊婦喫煙率及び産後の再喫煙の割合を減らす |
喫煙対策 |
学童期 |
タバコが体に与える害を知っている子の割合を増やす |
喫煙対策 |
全年齢 |
受動喫煙の機会を有する人の割合を減らす 加熱式タバコの害について知っている人の割合を増やす |
その他 |
全年齢 |
たじみ健康ハッピープランを知っている人の割合を増やす |
分野 |
取り組み(例) |
食生活 |
毎食、野菜を食べる うす味にする 朝ごはんを食べる |
運動 |
乳幼児期から学童期までの子どもは毎日60分以上、家族や友達とからだを使って外で遊ぶ 思春期の子どもは、毎日60分以上の運動・スポーツをする 大人は30分以上の運動(ウォーキングなど)を週2回以上行う 健康遊具を活用する 今より15分以上歩く 仕事や家事、育児で忙しい人もできるだけからだを動かす工夫をする |
喫煙対策 |
周囲の人や自分の受動喫煙を防ぐ タバコの害を理解し、喫煙しないようにする |
分野 |
取り組み(例) |
食生活 |
地域で開催するイベント等で、うす味や毎食野菜摂取の普及に取り組む |
運動 |
乳幼児から高齢者まで身近な場所でからだを動かすイベントを開催する 地域のサロンやグループで筋力アップ体操を実施する 地域でラジオ体操などを実施する |
喫煙対策 |
地域の人が集まる場所(集会所・公民館・地域の行事の会場など)での禁煙に取り組む タバコの害についての知識の普及に取り組む 地域で開催するイベントは禁煙にする |
分野 |
取り組み(抜粋) |
食生活 |
野菜レシピ集や朝食レシピ集の作成・配布 減塩応援店の拡大・周知 市内スーパー等の野菜売り場での毎食野菜摂取の啓発 |
運動 |
親子さんぽの推進 子どもの毎日60分以上の運動の啓発 ウォーキングコースの新設 |
喫煙対策 |
飲食店や事業所における受動喫煙防止の啓発 小中学校での防煙教育内容の充実 加熱式タバコについての情報発信 受動喫煙防止条例の制定 |
お問い合わせ
保健センター健康づくりグループ
〒507-8787 音羽町1丁目233番地
電話:0572-23-5960(直通)または0572-22-1111(代表)
ファクス:0572-25-8866