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更新日:2018年2月28日
2月27日、認知症への理解と正しいケアの方法について学ぶ「認知症見守り研修会」を総合福祉センターで開催しました。
認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らせるまちをつくるために毎年開催しており、今年は認知症介護研究・研修大府センターの山口友佑(ゆうすけ)さんが講師を務めました。山口さんは「認知症ケアは、認知症になった方の人生を左右する大切な仕事です。まずは病気を理解し、相手の気持ちを理解することが必要です」と、事例を交えながら認知症ケアについて説明しました。
研修会に参加した約100人の方は、時折メモを取りながら、講師の話を熱心に聞き入っていました。
認知症介護研究・研修大府センターの山口さん
2月27日、文部科学大臣杯争奪 彩(さい)の国杯 第12回全国中学生空手道選抜大会で女子 個人形(中学1年生の部)に出場する木俣睦(きまたむつみ)さん(南ケ丘中1年)が市長を表敬訪問しました。
10月に行われた県大会で優勝して全国大会への出場権を得た木俣さんは「今まで練習をしてきたので、自信をもって挑みます」と意気込みを語りました。市長は「良い成績が報告できるように練習の成果を発揮してください」と期待を寄せました。
3月28日~30日に埼玉県立武道館で開催される全国大会はトーナメント方式で行われ、木俣さんは全国の強豪約130人と技を競います。
第12回全国中学生空手道選抜大会に出場する木俣さん
2月25日、本庁舎で「まちづくり活動補助金」の助成を受けた団体やグループが事業活動を報告しました。
創意と工夫にあふれた自主的、主体的なまちづくり事業を進める団体などが補助の対象で、平成29年度は5団体がまちづくり活動に取り組みました。
里山での体験学習を通じて森林保全の必要性を広める「たきろ里山クラブ」や地域に根差した郷土資料館を目指す「池田町屋郷土資料館」など、各団体が活動実績や今後の展望を説明すると、審査委員からは今後の事業発展につながるアドバイスや激励の言葉などがありました。
平成30年度における同補助金の公募は2月28日まで市くらし人権課で受け付け、3月18日の公開審査会で補助対象を決定します。
平成29年度まちづくり活動補助金の公開報告会
2月18日、バロー文化ホールで第45回耳の日フェスティバルが開催されました。聴覚障がいに対する正しい理解や、聴覚障がい者の交流を目的に昭和49年から(一社)岐阜県聴覚障害者協会が県内で開催しており、多治見市を会場とするのは14年ぶりです。
会場に設置された展示コーナーでは手話や聴覚障がいに関する出版物の展示販売のほか、聴覚障がい者による手芸や陶磁器などの作品展示、授産施設による作品販売などがありました。
午後から開催されたアトラクションでは、NHK手話ニュースキャスター那須英彰氏が全日本ろうあ連盟初代連盟長である藤本敏史氏を演じた一人芝居や、ダンスに手話を取り入れたボーカル&手話パフォーマンスグループHANDSIGANによるライブなど、聞こえない人も聞こえる人も一体となって楽しみました。
NHK手話ニュースキャスター那須英彰氏による一人芝居
2月18日、ヤマカまなびパークで環境フェア2018を開催しました。テーマは昨年と同じ「広げよう~自然とエコのまち 多治見」で、環境市民団体など68団体が参加しました。
展示コーナーでは生ごみの堆肥化やまち美化などに取り組む市民団体のほか、ごみ減量やリサイクルに取り組む企業、市内の小・中学校や高校の研究など、各団体の環境活動をパネルで紹介しました。今回は平成29年4月に自治体間連携・協力に関する基本協定を締結し、環境分野でも連携を深めている春日井市も参加しており、春日井市の取り組みや同市にある中部大学の研究などを展示しました。
また、活動発表会ではたじみエコカレッジ「ジュニアコース」参加者の活動や、夏休みに市内小学生が取り組んだ環境研究の優秀作などをスライドなどで発表しました。
会場内には環境問題を身近なものとして感じられるよう、間伐材や里山の竹を利用した工作、ペットボトルを器にする花の寄せ植えなどの体験コーナーもあり、多くの家族連れでにぎわいました。
市長は「環境問題は楽しく、継続的に広げていくことが大切です」とあいさつしました。
活動内容を発表するたじみエコカレッジ「ジュニアコース」参加者
環境フェアと同時開催されたたじみ風景絵画コンクール2017展覧会
2月16日~18日、陶磁器意匠研究所 卒業制作展をセラミックパークMINOで開催しました。
同展には、第59期デザインコース・技術コースの12人と第15期セラミックスラボの3人が出展し、陶磁器意匠研究所で学んだ成果の集大成となる器を来場者に披露しました。
「うつわの明日」をテーマにした課題制作の卒業制作賞には、加藤浩高さん(技術コース)の作品「burr plate(バリ プレート)」が選ばれました。同作品の制作には石こうの型に泥状の土や磁器を流し込む「鋳込み成形」という技法が用いられ、器の縁がキューブ上にえぐれているデザインが特徴的です。加藤さんは「(同研究所で)多くの人から刺激を受けることで、新しい発想の作品を作ることができました。来場者には、さまざまな表現ができる陶磁器の「土の良さ」を感じてもらいたいです」と喜びを語りました。
会期中は県立多治見工業高等学校による「専攻科修了制作展」も同時開催されており、多くの来場者でにぎわいました。
また、陶磁器意匠研究所では3月11日まで、第11回国際陶磁器展美濃で金賞を受賞した加藤智也さんの作品展や同研究所第60期生による進級制作展、文化財保護センターとの連携企画展「わんだらけ」なども開催しています。
自身の作品について来場者に説明する加藤浩高さん
2月16日、第3回東美濃ナンバー実現協議会が産業文化センターで開催されました。同協議会は東濃6市商工会議所連絡協議会の呼びかけで平成29年10月に発足し、地域の知名度向上による産業・観光振興などを目的として、自動車の「ご当地ナンバー」としての「東美濃ナンバー」導入実現に向けた啓発活動を実施しています。会議には多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市、可児市、御嵩町の6市1町から、商工会議所、商工会、行政、市・町議会、自治会、観光協会の代表が出席し、平成30年1月に実施したアンケートの結果報告を事務局から受けました。
同協議会では「東美濃ナンバー」導入についての反対意見が過半数を上回らないことを同意の目安としており、無作為抽出された18歳以上の住民10,000人を対象とする「住民アンケート」と、事業者668者を対象とする「事業者アンケート」のいずれでも反対意見が過半数に達することはありませんでした。また、地域の各種団体から東美濃ナンバー導入に関する要望や賛同が寄せられていることもあり、東美濃ナンバー導入を県へ申し込むことが決議されました。導入申込が決定したことを受け、今後は図柄の選定方法などについての協議が進められます。
県への導入申込を決議した東美濃ナンバー実現協議会
2月14日、一度に多数の負傷者を救助する必要がある「集団救急」時の対応力を強化するため、集団救急対応図上訓練を本市消防本部で実施しました。訓練には3市消防本部(多治見市、瑞浪市、土岐市)と県立多治見病院など東濃地区医療機関が参加し、「集団救急時」における各機関の役割と連携を確認しました。
交通量の多い道路での事故発生を想定した訓練では、ミニカーを使って現場の動きを確認し、集団救急が必要であるかという判断や救急車を追加要請するタイミングなどを議論しました。
加藤多治見市消防長は「集団救急を必要とした事故は少なく、実践経験を積みにくいです。訓練で実力をつけて、もしものときに備えてください」とあいさつしました。
ミニカーを使って現場の動きを確認する訓練参加者
2月13日、第26回テーブルウェア大賞~優しい食空間コンテスト~において「特別審査部門」の最優秀奨励賞を受賞した仙石恵子さん(音羽町)が市長を表敬訪問しました。
本コンテストは、部門1(テーブルウェア・オリジナルデザイン部門)、部門2(テーブルウェア・コーディネート部門)、特別審査部門(麺を愉しむ器コンテスト、麺を愉しむ食卓コンテスト)で構成され、全部門合わせて2,092点(今回)の応募数を誇る、まさに業界内最大規模のコンテストです。
受賞作品は、東京ドームで開催した「テーブルウェアフェスティバル2018~暮らしを彩る器展~」において披露されました。
生け花の師範として市内で教える仙石さんは、「生け花はテーブルコーディネートのみならずセンス(感覚)を磨くのに役立っています。美濃焼のアピールに貢献できればうれしいです」と語りました。
市長は「美濃焼を世界へ広げていってほしいです」と期待を寄せました。
最優秀奨励賞を受賞した仙石さん
2月7日、産休・育休中の女性が職場に復帰するときに感じる不安を解消するため、とうしん学びの丘エールで「育休中の女性のための職場復帰セミナー」を開催しました。
ワークショップ形式でセミナーは進められ、参加者は「家事、仕事、子育ての両立ができるのか」や「仕事に上手く復帰できるのか」などの不安な気持ちをグループで共有し、不安を解決するための対策を考えました。講師の塩谷登志栄(えんやとしえ)さん(株式会社アビリティープロデュース代表取締役)は「周りの人たちとコミュニケーションをとり、不安を共有することが大切です。不安を共有することで新しい視点も生まれ、解決につながることもあります」と説明しました。
育休中の女性のための職場復帰セミナー
2月5日、かつて「中之郷(なかのごう)村」と呼ばれていた駅南地区の歴史を学んでいる「中之郷を語る会」が小冊子「多治見駅前中之郷ものがたり」を作成し、会員らが市長に贈呈しました。
同会は平成21年8月に発足し、43人の会員で構成されています。駅南地区が「中之郷村」と呼ばれていた江戸時代から明治時代初期にかけての歴史を、図書館郷土資料室に所蔵されている古文書の解読などから学び、その成果を会報「なかのごうだより」にまとめてきました。
平成29年7月に市が「多治見駅前中之郷地区地区計画」を決定したことを受け、地域だけでなく市内、県外にも中之郷地区の歴史を知ってほしいと考え、これまで会報に掲載した随筆を冊子にまとめました。
「歴史を学んでから新しいまちづくりを考えるべき」と話す同会会長の井澤信昭さんに、市長は「多治見の子どもが地域の歴史を学び、誇りを持つことは重要です。」と話しました。
寄贈された冊子は市内小・中学校や市図書館に設置され、2月下旬からはヤマカまなびパーク1階などで販売もする予定です。
完成した冊子について説明を受ける市長
2月5日、消防本部で市内における消防法令違反の建物について、是正事例の発表会を開催しました。この発表会は、平成31年4月1日から開始する「違反対象物公表制度」に向けて開催したもので、消防庁が認定する違反是正アドバイザーや近隣6市の消防本部も出席しました。
公表の対象となるものは、不特定多数の方が利用する飲食店などで、消防法令上の設置義務がある屋内消火栓設備やスプリンクラー設備などを整備していない建物です。発表者が市内の是正事例を説明すると、アドバイザーからは「建物の増改築などで所有者や管理者が意図せず消防法令違反してしまうことがあります。このため違反箇所、是正方法を丁寧に指導することが大切です」と講評がありました。
制度開始後、市ホームページなどで違反建物の名称、住所、違反内容などを公表する予定です。
消防法令違反の建物について是正事例を発表
2月2日、セラミックパークMINOで多治見ビジネスフェア「き」業展が開幕しました。
今回が第15回となる「き」業展では「一期一会」をテーマとし、ものづくりや飲食など多様な業種の127事業所が一堂に会しました。
出展者は市内企業に限らず、市外、県外からも多くの出展があり、広域的なビジネスの拡大が期待されます。多くの企業関係者などが来場する中、出展者はそれぞれが誇る技術や商品、サービスをアピールし、会場は熱気に包まれました。
開会式で市長は「継続的に、広範囲でこれだけのビジネスフェアを開催している都市は多治見の他にありません。15回を契機にステップアップを期待しています」とあいさつしました。また、実行委員長の柴田真希(まさき)さん(レクセント株式会社代表取締役社長)は「去年とは違う何か、小さな変化が大きなうねりとなるよう望みましょう」と出展者に呼び掛けました。
「き」業展は明日、2月3日(土曜日)まで開催されています。
多治見ビジネスフェア「き」業展
2月1日、駅北庁舎で第19回たじみマンスリーコンサートを開催しました。
市では毎月、駅北庁舎に寄贈されたグランドピアノを利用して、陶都楽友協会の方に協力いただきコンサートを開催しています。
今回は、谷村真一さんが指揮する中、ピアノ伴奏にのせて育児中の母親も参加する女性コーラス隊「らららコーラス」による合唱の披露がありました。
曲目は「若い広場」、「川の流れのように」など誰もが知っている曲で、コンサートの途中には出演者と観客が一緒に合唱する場面もあり、「らららコーラス」の力強くも美しい歌声を楽しみました。
たじみマンスリーコンサート
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