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更新日:2018年1月31日

平成30年1月(マイタウン・ホットニュース番外編)

タニカ電器の谷口さんが陶磁器関連の図書を寄贈

1月29日、タニカ電器株式会社代表取締役の谷口幸子さんから陶磁器に関連する貴重な図書の寄贈がありました。
寄贈された図書は、谷口さんの父である故文雄さんが生前に収集していたもので、陶磁器の図集や全集のほか、絶版しており今では入手が困難なものなど全585冊です。
市長は「とても貴重な資料です。誰でも閲覧できるようになり、陶磁器の研究がより進むと思います」と、喜びと感謝を伝えると、谷口さんは「やきもののまちとして文化が続き、芸術全般で優れたまちになることを願っています」と話しました。寄贈された図書は市図書館に523冊、美濃焼ミュージアムに62冊を設置する予定です。

市に貴重な図書を寄贈した谷口さん

市に貴重な図書を寄贈した谷口さん

学んだ成果の発表に向けて意匠研研究生が作品を窯出し

1月29日、陶磁器意匠研究所で研究生たちが「卒業制作展2018」に出展する作品の窯出しを行いました。
卒業する研修生は15人、研究生たちはデザインコース、技術コース、セラミックスラボに所属し、同研究所で学んだ成果を卒業制作展に出展します。
中井波花さん(卒業制作展実行委員長)は「大きな作品から小さな作品まであります。やきものに興味がない方でも、楽しめる展覧会になると思います」と卒業制作展に対する思いを語りました。
卒業制作展は2月16日~18日、セラミックパークMINO1階展示ホールで開催します。
作品を窯から出す研修生

作品を窯から出す研修生

市民活動の輪を広げよう

1月28日、ヤマカまなびパークで市民活動の輪を広げることを目的に市民活動団体交流会を開催しました。
同交流会は市民活動やNPO団体のサポートを行う「ぽると多治見」が毎年開催しており、今年は市民活動団体やNPO団体から約30人が参加しました。
会の初めには市民活動の事例紹介として、NPO法人Mama'sCafe理事長の山本博子さんによる「Mama's基金」や、株式会社C-POWER代表取締役の肥田和明さんによる「障害者自立型グループホーム」など、先進的な取り組みについての講演がありました。講演後は参加者が所属する団体の活動紹介を行い、質問を交えながら団体同士で交流を深めていきました。
先進的な市民活動について聴講する参加者

先進的な市民活動について聴講する参加者

市民の宝、国の宝を守る

1月28日、1月26日の「文化財防火デー」に合せて全国的に文化財防火運動を展開する中、虎渓山永保寺でも防火訓練を実施しました。
同寺には国宝の観音堂や開山堂がありますが、平成15年に本堂や庫裏を火災で焼失しています。この経験を踏まえ国宝建造物や重要文化財を火災などから守るために、毎年、同寺自衛消防隊、消防団、消防本部、が参加し防火訓練を実施しています。訓練は林野火災が発生し、国宝の観音堂に火が燃え移る可能性があるという想定で行われました。
市長は「永保寺は市民の宝、国の宝です。宝を守るのは市の消防団員たちです。今後の活躍にも期待しています」とあいさつしました。

虎渓山永保寺で実施した防火訓練

虎渓山永保寺で実施した防火訓練

議会体験でふるさとに愛着

1月27日、土曜学習講座「わがまち 多治見大好き講座」の第8回講座を本庁舎で開催し、市内小・中学生19人が参加しました。
土曜学習講座は5月から開講し、これまで参加者は陶磁器やタイル、永保寺、まちの仕事など、「ふるさと多治見」への愛着を深める題材を学んできました。第8回講座「多治見子ども議会」では、市役所の仕組みと市議会の役割について説明を受けた後、参加者は実際の市議会議場を体験しました。
市長は「難しい言葉は使わず、自分の気持ちを自分の言葉で話してください」と参加者に呼び掛けました。議会体験では参加者のうち代表10人が「多治見市全体の活性化策」や「苦情、要望などの相談窓口」などについて、本物の市議会議員のように市へ質問を投げかけると、市長や担当部長がパネルなども使用し、分かりやすく答弁しました。

登壇して議会を体験する参加者

登壇して議会を体験する参加者

119番通報時の口頭指導技術を発表

1月22日、通信指令課員の口頭指導技術向上と救命率向上を目的として口頭指導技術発表会を市消防本部で開催しました。
口頭指導とは、通信指令課員が119番通報者から必要な情報を聞き取り、傷病者の容体などを判断して、救急車が到着するまでの間の応急処置方法を口頭で指導するものです。救助の手順や方法は国の実施基準に基づく「口頭指導プロトコール」に詳細が定められています。今回で3回目となる発表会には、東濃5市(多治見市、土岐市、瑞浪市、恵那市、中津川市)だけでなく、昨年4月に自治体間連携協定を締結した春日井市からも消防本部が参加しました。
事案の状況や詳細が事前に知らされないブラインド訓練で実施され、発表者も別室で通報を受けるなど、実際の119番通報に近い状況の中、各市の通信指令課員は市内ステーキ店で喉をつまらせるなどの事例に対し、冷静で的確に指導をしていました。
加藤多治見市消防長は「口頭指導の技術を磨くことで、市民の方の生命と身体を守ります」とあいさつしました。
別室にいる通信指令課員の指導を放送で聞き応急処置をする通報者役

別室にいる通信指令課員の指導を放送で聞き応急処置をする通報者役

文科相優秀教職員表彰受賞を報告

1月19日、笠原小学校の勝部佳純(かつべかすみ)教諭が、平成29年度文部科学大臣優秀教職員表彰を受賞したことを市長に報告しました。笠原小学校では独自の取り組みとして小学校1年生から「教科」としての英語学習を取り入れており、勝部教諭はその中心として指導に取り組んできたことが今回の受賞につながりました。勝部教諭は「英語によるコミュニケーションで情報をやりとりする楽しさを教えたい」と市長に意欲を述べました。
受賞の喜びを語る勝部教諭

受賞の喜びを語る勝部教諭

TYK絵画大賞が総合福祉センターへ

1月19日、株式会社TYKによる「TYK絵画大賞」の受賞作品が寄贈され、総合福祉センターに設置されました。
「TYK絵画大賞」は平成8年に株式会社TYKが創立50周年を迎えたことを記念して始められ、地域文化の高揚と地元画家の創作活動を支援してきました。最優秀作品はこれまで公共施設などに寄贈されており、今回は成田淑恵(よしえ)さんによる平成29年大賞受賞作「VOICE」が設置されました。成田さんが「乱獲の被害にあるサイの角と、津波や御嶽山の噴火など自然災害から感じる日常への不安をモノクロで表現しました」と自身の作品について語ると、「絵からメッセージをいただきました。多くの市民にも見ていただきます」と感謝の言葉を述べました。
自身の作品について語る成田さん

自身の作品について語る成田さん(左)

HIROYA基金がガーナへのAED寄贈を報告

1月18日、特定非営利法人HIROYA基金の多月緑代表理事ら3人が、昨年11月にガーナ国内の病院にAEDを寄贈したことを市長へ報告しました。
HIROYA基金は、ガーナなどの開発途上国でのAED普及に貢献することなどを目的として平成27年3月に設立され、毎年1台、ガーナへAEDを寄贈しています。
多月代表理事が「ガーナの皆さんに救急医療の意識をもってもらえた」とガーナ訪問での手応えを語ると、市長は「多治見市のAED配備や救急救命講習受講率は高い水準にあります。市も応援するので、遠いガーナの国でも地道な活動を続けてください」と話しました。
ガーナへのAED寄贈を市長に報告する多月代表理事らHIROYA基金のメンバー

ガーナへのAED寄贈を市長に報告する多月代表理事らHIROYA基金のメンバー

防災拠点へのLPガス設備導入を

1月17日、防災拠点として改修を予定している感謝と挑戦のTYK体育館へのLPガス空調設備導入を求め、一般社団法人岐阜県LPガス協会土岐支部多治見地区会の関係者が市長へ要望書を提出しました。
同関係者によると、県内の病院施設などでは災害時に炊き出しなどもできるLPガス設備の導入実績がすでにあり、同地区会会長の山田雅彦さんは「環境にやさしく輸送効率も良い。災害時でも他のエネルギーと比べていちはやく復旧できる」とLPガスの利点を説明しました。
要望を受け、市長は「大災害では初動で優位性がある熱源としてLPガスがクローズアップされていることは承知しています」と話し、同地区会へより詳細な資料提供を求めました。
要望書を市長に手渡す岐阜県LPガス協会土岐支部多治見地区会の関係者

要望書を市長に手渡す岐阜県LPガス協会土岐支部多治見地区会の関係者

通勤客に「東美濃ナンバー」をPR

1月15日早朝、東濃6市商工会議所連絡協議会の呼びかけで10月に発足した東美濃ナンバー実現協議会がJR多治見駅、土岐市駅、瑞浪駅で「東美濃ナンバー」導入に向けた啓発活動を実施しました。
同協議会には多治見市、中津川市、瑞浪市、恵那市、土岐市、可児市、御嵩町の6市1町から、商工会議所、商工会、行政、市・町議会、自治会、観光協会の代表が参加しており、地域の知名度向上による産業・観光振興などを目的として、自動車の「ご当地ナンバー」としての「東美濃ナンバー」導入実現を目指しています。
JR多治見駅の南北自由通路では、田代正美多治見商工会議所会頭をはじめ多治見市長や多治見市議会議長らが街頭に立ち、啓発物品を配布しながら協力を呼びかけました。古川多治見市長は「観光・産業の振興のためであることをしっかりと説明し、実現に向けた運動を展開していきます」と話しました。
「東美濃ナンバー」実現を呼びかける協議会

JR多治見駅の南北自由通路で「東美濃ナンバー」実現を呼びかける協議会

地域の中で人権を守る

1月12日、法務局で人権擁護委員の田口敬子さん(緑ケ丘、在任期間は平成20年10月1日~平成29年12月31日)の退任式と谷口千鶴さん(明和町、在任期間は平成30年1月1日~)の委嘱式が行われました。
人権擁護委員は、法務大臣の委嘱を受け、地域の中で人権相談や人権についての啓発活動など、人権擁護活動を行う方です。
委員を退任する田口さんが「子どもたちに人権教室を開催したとき、「人権」について関心を持ってくれたことが嬉しかったです。人権擁護委員はまだまだ認知度が低いため、これからも啓発活動を続けることが大切です」と退任のあいさつをすると、新しく委員に委嘱された谷口さんは「全ての方の人権が守られるように尽力したいと思います」と意気込みを語りました。

人権擁護委員

新しく委員に委嘱された谷口さん(右)と退任した田口さん(左)

クリスマスコンサートで被災地支援

1月11日、多治見少年少女合唱団とシニアコアの谷村眞一さんらが、クリスマスコンサートで集めた募金を市長に寄託しました。同団によるクリスマスコンサートは熊本地震による被災地を支援しようと平成29年12月にバロー文化ホールで開催され、1,000人以上の来場がありました。コンサートの休憩時間に5歳から小学2年生の団員14人がサンタクロースの衣装を身にまとい、会場内で募金を呼びかけました。
募金の寄託には団長の谷村さんと指揮者の柘植洋子さんのほか、コンサート当日に募金を呼びかけた団員のうち蘭(あららぎ)仁衣奈さん、木村ほのかさん、平藪京佳さん、宮川舞子さんの4人が参加し、会場で踊ったダンスを市長に披露しました。
集まった募金123,212円を受け取り、市長は「目に見える形で使ってもらえるよう、熊本市へ直接送ります」と答えました。
多治見少年少女合唱団とシニアコアのメンバー

市長に募金を手渡す多治見少年少女合唱団とシニアコアのメンバー

新しい園舎を整備~精華小学校附属愛児幼稚園

1月11日、精華小学校附属愛児幼稚園建設工事の安全祈願祭および起工式が、十九田町の工事敷地内で地元関係者ら約80人が参加して開催されました。
精華小学校附属幼稚園と愛児幼稚園は共に施設が老朽化していたため、現在は旧愛児幼稚園舎(弁天町)で両園を仮統合し、園児約100人の保育をしています。
市長は「自治体運営の基本は幼児教育にあります。新しい園で、これまで以上に素晴らしい教育を行っていきます」と、精華小学校附属愛児幼稚園の山田園長は「一日も早く、新しい園で子どもたちと一緒に遊べることを楽しみにしています」と期待を込めてあいさつしました。
精華小学校附属愛児幼稚園は平成31年4月にオープン、定員は180人、地上2階建てで屋上には園庭やプールを整備する予定です。

精華小学校附属愛児幼稚園建設工事安全祈願祭

地元関係者らが工事の安全を祈願

平成31年4月にオープンの精華小学校附属愛児幼稚園

平成31年4月にオープンの精華小学校附属愛児幼稚園

多治見の未来を担う新成人~平成30年成人式

1月7日、バロー文化ホールで開催した平成30年成人式に、約1,100人の新成人が出席しました。
市の成人式は、新成人とその前後の学年から成る成人式実行委員会が企画、準備、運営を行っており、今年は各学校の恩師によるビデオレターや早当てクイズなどを企画し会場を盛り上げていました。
新成人代表あいさつでは2014長崎国体100メートルで優勝し、2020東京五輪4×400メートルの強化選手でもある陸上選手の柴山沙也香さん(大阪成蹊大学2年生)が登壇し、「未成年という守られる立場から責任を負う一人の大人となります。社会人としての自覚を持ち、社会貢献できるように頑張ります」と新成人としての思いを語りました。

新成人を代表してあいさつする柴山さん

新成人を代表してあいさつする柴山さん

消防出初式で災害のない1年を祈念

1月7日、消防職団員の士気を高め「災害のない安心安全な1年」を祈念しようと消防出初式を開催しました。
出初式に先立ち、産業文化センターでは、功績のあった消防団員などに対する表彰式典を執り行いました。式典では消防団応援サポーターの佐藤梓さん(シンガーソングライター)が国歌を斉唱し、213人が表彰を受けました。
その後、土岐川堤防道路などで行った消防分団などによる分列行進パレードや一斉放水などでは、多くの観覧者でにぎわいました。
消防出初式

消防団員による一斉放水

中学生が市議会議員と本音で対話

1月5日、産業文化センターで中学生と議会との対話集会を開催し、市内8中学校の生徒会役員30人と多治見市議会議員18人が参加しました。
対話集会に先立ち、市議会議員が「選挙」や「市議会」について説明し、投票率が低下している現状にふれながら「18歳選挙権」を「まちづくりの入り口」と捉え、「まちづくりについて一緒に考えましょう」と呼びかけました。その後は3つのグループに分かれ、参加者が日ごろ感じていることやまちづくりの方策などについて、現役の市議会議員と活発に意見交換を行いました。

中学生と議会との対話集会

中学生と議会との対話集会

今年のキーワードは「広域」と「安心」~仕事始め式

1月4日、多治見市役所の仕事始め式を本庁舎と駅北庁舎で行いました。
本庁舎で市長は「今年の市政運営のキーワードは「広域」と「安心」です」とし、「東美濃ナンバーの実現」、「多治見、土岐、瑞浪でプロモーションビデオをつくる」、「春日井市との職員交流」、「災害時に長期避難できるように感謝と挑戦のTYK体育館を改修する」など政策の目標を掲げ、「スピードと正確さを持って、職員で力を合わせて頑張りましょう」と訓示しました。本庁舎仕事始め式

本庁舎での仕事始め式

 

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