陶製代用品(とうせいだいようひん)
右: 21.5p×4.5p 太平洋戦争中(1941-1945年)
太平洋戦争中、日本では武器などを作る金属(きんぞく)が大量に必要でしたが、資源(しげん)を輸入(ゆにゅう)するのがむずかしくなり、日常(にちじょう)生活で使う金属が足りませんでした。そこで金属の代わりに、やきものの陶製代用品(とうせいだいようひん)の生産が行われました。なべ、釜(かま)、アイロン、洋服のボタンのほか、写真のようなスプーン、フォーク、ナイフ、鉄筆(てっぴつ)、キセルも、陶器のものが作られました。鉄筆は謄写版印刷(とうしゃばんいんさつ)する文字を原紙に写し取るときに使われ、キセルは、先にタバコの葉をつめて吸(す)うものです。
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